二人制審判の勉強



(2) 二人制審判に魅了されて  木村審判員
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社会人硬式野球クラブチームの練習試合での二人制審判
大和引地台球場(本文とは関係ありません)


 私が二人制審判を知る機会を得たのは、首都圏野球審判協会に所属して、今日まで講習会、水曜リーグ、火曜リーグ等において初めて知りました。それ以前は、二人制審判などは全く経験したことがありません。

「踊るようなジャッジ」と副題にした教本では「基本を身につけて、忠実に動いたあとの充実、これが本来の魅力」と書かれていました。

 これが私を二人制審判に魅了して、今日に至っています。


社会人硬式野球クラブチームの練習試合での二人制審判
大和引地台球場(本文とは関係ありません)


 けれども実際にグランドに出てみますと、失敗、失敗の繰り返しで、満足感など一度もないのが現状です。

 二人制審判の難しさ、重さというものが感じられ、奥深いものと思う次第であります。

 そこで私は二人制審判は机上論(理屈)ではなく、実践であると思うようになりました。
 塁審でのピボット、ウォーキングエリアでの位置取り等の未熟さを重ねて頑張っています。

 なんと言ってもノーランナーでライト方向へ長打の時に、塁審がホールを確認・追い。球審が3塁へ走る。塁審の私はホームのプレーに備えて走っていく。そしてここでのアウト、セーフを判定する時の醍醐味は二人制審判の真髄だと思います。

 とくにアイコンタクトが少しでありますが分ってきました。

 今後は、リード・アンドレスポンスを大事にして、二人制審判を勉強していきたいと思います。

 幾つになっても、新しいことに挑戦することの大切を二人制審判で学んでいます。


(2007年9月1日)


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