二人制審判の勉強



  UDC三人制審判講習会に参加して

U・T審判員 

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 2月21、22日とUDC主催の三人制審判講習会に参加して来ました。
 審判を始めて、二人制および四人制審判を行ったことはありますが、三人制審判は初めて経験します。

<簡単なスケジュール>
 第1日目
午前:三人制フォーメーション(座学)
午後:三人制フォーメーション(ドリル)
夜 :規則改正解説、栄養学講座等

 第2日目
午前:三人制フォーメーション(ドリル)
午後:審判のためのコンディショニング講座等




 座学で説明を受けるのと、実際に自分が動いてみるのでは、全然感覚が違うことがわかりました。
 特に二人制の動きに慣れてしまっているのか、no runnerのとき、センター方向の飛球で1塁塁審がgo outするのか3塁塁審がgo outするのかコミュニケーションを取らないとお互いがgo outしたり、逆に誰も打球判定に行かなかったりしました。

 二人制では、塁審に合わせて球審が動くので、比較的動きを合わせられるのですが、一人審判が増えたことにより、プレイを読む(read)こと、コミュニケーションをしっかり取ることを再確認しました。

 フォーメーションでベースカバーに行くときは、ただベースカバーに行くのではなく、プレイに備えた位置取り、ボールに正対することを忘れずに行うことです。自分もそうでしたが、ランナーばかり気になってボールを見ていない方、逆にボールばかりに正対してランナーを見ていない方が結構いました。

 またフォーメーション通りに動くのは大切だと思うのですが、カバーに行くなら、パートナーに意思を言葉で伝えることです。言葉だけではなく、お互いの動きを確認することも必要です。プレイが起きている塁に審判がいない、または1つの塁に二人審判がいることはあってはならないことです。




 栄養学講座では堅苦しい内容かと思っていましたが、熱中症の話で、日頃あまり気にしない審判中の水分の取り方やアフターケア等を実体験から説明していただき、有意義な時間を過ごせました。
 2日目のコンディショニング講座も、怪我やストレッチの話で、あまり準備運動をしない自分にとっては内容のある時間でした。

 今回の講習会で、昨年参加した二人制審判講習会で課題であった打球の行方を見ながらランナーも見ることを意識して行いましたが、まだまだぎこちない動きでしたので、今後も意識して取り組みたいと思います。
 
 三人制審判はあまりやる機会はありませんが、これからも講習会に参加して技術を磨き、選手から信頼される審判を目指して頑張りたいと思います。

(2015年3月1日)



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