誤審と審判

ホームページ「審判写真ギャラリー」(サタデーリンク済み)田崎様への
「誤審と抗議の感想」メッセージより


首都圏サタデーリーグ会長 臼井 淳一




 初めて読ませていただきました。私自身も草野球のリーグを作ったり、審判もやっております。昨年、リーグのHPにも書きましたが、プロ野球の審判の誤審は、われわれアマチャ−審判にも影響があるのです。「プロも間違えるのだからしょうがない」と受け止めてくれればいいのですが、「審判不信」になる傾向がどうしても出てきます。
 
 私は、プロ野球審判員の地位向上のためには、待遇面から改善しなければダメだと思います。1軍で1000万円程度では、選手が億単位の給料をもらっているのに比べ少なすぎます。

 また、現在4人制でやっておりますが、日本の変形球場では4人では絶対無理だとおもいます。これは、審判団が強力に申し入れ6人制に戻す必要があります。

 次に審判の組織ですが、やはり「独立」した形態が必要だと思います。選手から「おれたちが雇っている」といわれる組織体制を改善しなければいけないと思います。

 また、現在の1年契約で突然「解雇」されてもしかたない「不安定」な身分では、優秀な人材もやる気をなくしてしまいます

 私は日本のプロ野球が大好きです。審判も好きです。アメリカと日本の違いはいろいろありますが、日本の野球は、日本の国民性を無視して語れないと思いますし、野球の歴史も日本独自のものがあると思います。大相撲と野球を混同してあれこれいう、これが日本の国民性だと思います。
 
 これからも、野球発展のためにいろいろ書いてください。期待しております。

[2000年5月]