審判員の本音
審判員の本音
◇◇◇ 境野興造審判員 ◇◇◇


【2】 大人に相応しいマナー
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 急に言いたくなりました、サタデーの選手皆様へ
 話を、イロハのイに、戻します。どうしてボールを拾いに行くの? ゴロで返してはいけないの(審判に)。

 各チームに お聞きしたいです。
 試合当日、ボールを拭くための布を用意しているチームどれだけありますか?。子供では在りません。私は各チームを大変、大事にしています。何故? それは、大人のチームだからです。

 大人に相応しいマナーこれを求めたいです。野球人として当たり前のことです。審判の為にボールをキレイに拭くのではありません、ボールを拾いに行くのでもありません。ご自分達、チームに大事なことなのですよね。ボールをキレイにして審判に渡せない選手。(多分ゴロ返球なのでしょうね)。ご自分達の為なのですよね。「綺麗にしたボール転がせますか?」ご自分達で考えて下さい、説明不要ですね。

 サタデーでは時間制限があります。限られた時間を最大限有効に使う、これは選手の権利です。私達(審判)はリーグで決めた通りやればいいのです。選手の好きにやらせたら、多分5回〜6回がいいところでしょう。私達(審判)は選手達のゲームの進行係です。でも時間の切り売りはしたくありません。選手の皆さんが、満足のいった試合をした時に、始めて私にも嬉しさを味わえます。

 無駄な時間は使わない。サインひとつ取っても無神経ですよ、貴方だけの時間ではありません。サインは長い(10〜15秒)打席は外す。スピードを楽しさとする、ベースボールに相反してはいませんか? プロから良い所だけ学んでください、(悪いところ)プロに洗脳され過ぎと思います。が、各チーム、スピードアップを心がけては、如何でしょうか!

 勿論、審判の努力も必要です、私はこの事は無視できない大事なことと認識しています。私は(審判)毎試合7回を終了と、頑張っています。「押しつけるつもりはありません」。野球の面白さは、こう言う緊張の中から生まれて来るのではないのでしょうか。野球だけではありません、人生緊張ですよね? 私は野球は人生の帝王学と理解しております。(後で触れていきます)

 私は、野球の上手い下手を、言っているのではありません。楽しみは一生懸命の中から生まれると、信じている、そんな一人なのです。でも、一言 投手はストライクを、放れること!放れない人に限って難しい球を放りたがる。
 少しキツイ話しになりました、お許し下さいね。楽しく野球を致しましょうね。
                

(2005年6月1日)



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