審判員の本音
審判員の本音
◇◇◇ 境野興造審判員 ◇◇◇


【9】点取りゲームの判断
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新年あけましておめでとうございます! 本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 今シーズンより1部〜3部と大幅な組替えがありました。組分けを少なくした分、チーム数が多くなり、多いに熱戦が期待できるのではないかと期待致します。
 大事なことは試合の「消化」だよね!消化する事で各部の優勝に、本当の重みが付くのではないでしょうか?今シーズンを楽しみに致します、

年頭にあたりふたつの決意を申し述べます!

1・ 「本塁上でのブロック」
 昨年の議論にありました通り、ブロックという訳のわからない言葉に悩んでいます、(厳しく運用します)下記に記載します。

 捕手はボールを持たないで塁線上に位置することが出来ない!であるから、三塁から本塁に向かってくる走者が、少なくとも「三・本間の後半」に達した時点では、走者が本塁を十分確認できるような位置に捕手はいなければならない!

 本塁上のプレーには「アウト・セーフ」以外に”オブストラクション”の選択肢がありますよ!(私の判断ですが)いずれに致しましても、ブロックの「やり得」は許さないつもりです!

2・ 「スリーフィットライン」

 サタデーを見てきまして、本当(各塁上を結ぶ線)ラインoverの多い事!各塁間には必ず塁上を結ぶ線がありますよ。(便宜上、本・1塁間に引いてありますが)ブロックを厳しく運用する為には、やはりフットラインも同じと考えます!

 私は各塁上を結ぶ線をフットラインの中心と見ます、それから各内・外に3フィートと判断をします、これは大事なことですが!判断の基準です、スリーフィットライン中心よりすでに、内・外どちらでも良い!外れての走塁の場合は走者の位置からではありません!フットライン中心です!タグプレーが為されれば、ラインoverアウトの判断基準に入ります。(難しい問題なのです)簡単に申します、私は上記の考えでジャッチメントします。

 点取りゲームの上記判断は基本のように思っています、私もこれだけ気合いが入っていると思って頂ければ嬉しいです。

2005年サタデーの素晴らしい年にしたいと思っています!
皆様どうぞ宜しくお願い致します。         


 (2005年1月1日)


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