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審判員の利き目・眼(1)


臼井審判員  


 最近、1時間半ほど近所の川沿い(鶴見川)を散歩しています。ついでにバードウォッチングを兼ねまして、カワセミなどを見つけながら歩きます。

 行きは左に川を見ながら、帰りは右に川を見ながらカワセミを探して歩きます。10日間ほど歩いて新たな発見をしました。


鳥の宝石といわれるカワセミ(撮影・臼井)

 カワセミは1時間半歩いて2羽〜3羽見つけますが、実は右に川を見ながらカワセミを見つける確立は60%〜70%なのです。左に川を見ながらのカワセミの発見の確立は低いのです。もちろん両眼を開いていますが、右眼が私の「利き眼」なので見つけやすいのです。

 子どもの頃の視力は両眼とも1・5でした。二十歳を過ぎた頃から右眼が1・5、左眼が1・2とずれて来ました。最近は右1・2、左0・8となりました。

 選手の皆様も、右打ちの人は、利き目が右眼。左打ちの人は、利き目が左眼だと思います。左右打てる人は、左右の眼が「利き目」ではないでしょうか。もちろん眼だけではありません。利き腕、利き足も関係してくると思います。

 左右打ちに関しては、その道の「専門家」の投稿をお待ちいたします。

 球審をやっておりまして、右打席の右打者の外の球(アウトコース)はとてもよく見えるのですが、左打者の「外の球」が見にくい時があります。

 その原因はスロットスタンスにもあります。簡単に申しますと右打者の場合は審判員の頭が右に寄ります、左打者の場合は頭が左に寄ります。球審のボールを見る位置が替わってくるのです。(ここでは詳しく書きません)

 左打者の時に「外の球」が見にくいということは、左眼の視力が右に比べ弱いからではないでしょうか。

 審判員は眼を「鍛える?」にはどのような訓練をしたら良いのでしょうか。暗中模索ですが、散歩の時に目をパチクリしながら、遠い緑の森を見たりしています。

 ちなみに眼に良いといわれています「わかせ生活・ブルーベリーアイ」は1年近く飲み続けております。そのためか視力の進み具合が遅くなっております。

 余談ですが、耳にも「利き耳」があります。聴力検査をやった人はお分かりだとおもいますが、「利き眼」が右眼ですと、右耳が左耳に比べ音がよく聞こえます。審判員にとって耳も大切なのです。

 残念ながら老化現象は足からはじまり、眼、耳へと進みます。発達しますのは「地獄耳」だけかも知れませんね。

 ついでに鼻にも「利き鼻」があります。お線香の香りが「ツーン」とくるのは左右どちらの鼻でしょうか。試して見てください。ちなみに鼻の場合は「鼻ぐすり?」でどうにでもなりそうです。

(つづく)


(2008年1月15日)


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