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09年度首都圏野球審判協会総会


 09年度首都圏野球審判協会の総会が1月18日に行われました。今回は10時〜16時まで食事をはさみ6時間に渡って行われました。

 始めに以下の「会の趣旨」を確認いたしました。

●首都圏野球審判協会は一人制審判に対応いたします。同時に「二人制審判」の実践と普及を目指します。

●公正な野球試合を望むチームからの審判派遣依頼に応える会である。営利を目的とした人材派遣会社や団体ではありません。会員(審判員)個人の責任で管理・運営を基本とします。

●インターネットを媒体として連絡を取り合い、派遣を了承し決定後は、担当会員がチームとの連絡から試合終了まで全責任を負うものであり、派遣のすべては会員の自己責任とする。

 引き続き1〜5までの内規を全員で確認いたしました。

1)会員は喜ばれ、野球を楽しんでもらえる審判員を目指す。
2)会員は審判基本技術向上に努める。
4)会員は事務局から審判派遣依頼を受諾決定後、必ず事務局に確認の返信をすること。
5)会員は受諾決定後、審判依頼チーム責任者と連絡を取り合い 試合開始から終了まで、一切のトラブル等全てを、各個人が責任を負うものとする。

 08年度の会計報告と会計監査報告があり、質疑・討論を行いました。引き続き09年度の予算案を討議して承認されました。グループ傷害保険(AIU保険会社)に09年度も全会員の加入を確認いたしました。

 以下総会の感想を掲載いたします。





09年度首都圏審判協会総会に参加して

田沢審判員

 2009年1月18日(日)、首都圏審判協会の総会が行われました。総会に参加するのは、今年で2回目となります。

 午前中は事務的な話で過ぎました。午後からは選手の方も交えて、審判についてディスカッションを行うと聞いていましたが、残念ながら選手の方は1人も参加して頂けませんでした。

 内容は、アメリカへ審判の勉強に行った経験のある先輩審判員の貴重な話をお聞きした後、昨年1年間を通しての良かった点、悪かった点等のディスカッションを行いました。

 先輩審判員の話は、現在、当協会からも勉強に行っているジム・エパンス審判学校での体験談や審判の基本、スロットスタンス等の話を聞きました。特に、昔の日本の審判の話は非常に面白かったです。短い時間であったのが非常に残念です。

 またディスカッションでは、色々な先輩審判員の話がお聞きできて楽しかったです。沢山ありましたが、ストライク・ボールの判定については考えさせられる点が幾つもありました。

 1人制審判の難しさや2人制審判の役割等、経験が浅い自分には勉強になりました。

 最初に教えてもらった、アウト・セーフのコールのタイミング、声、ジャッジの仕方、プレーを見る角度・距離等の審判としての基本が出来てないと「ダメなんだなぁ」と感じました。

 本来、審判の技術向上には講習会等に参加するのが一番上達するのかもしれませんが、こういったディスカッション形式で諸先輩審判員と話をすることも大事だと思います。

 今後も是非開催して頂けたらと思います。その時には今回参加できなかった外部の方にも参加して頂き、選手からの目線や監督、コーチからの意見等もあると、また違った知見を得られるかもしれません。

 自分自身、まだまだ未熟ものです。先輩審判員の皆様、これからもご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。



樋口審判員

 小濱さんのゼスチャー入りの身構え形や、声の張りぐらいなどとても参考になりました。また、ユーモアあふれるお話は勉強になりました。

 躊躇してしまうとトラブルの元なので毅然とした対応を心掛けたいと思います。
また盗塁についての判定位置についての話し合いが有りましたが瞬時にコールするのではなく間をもつ事も必要と感じました。

 現場ではいろいろ有ると思いますがご指導お願い申し上げます。



(2009年2月1日)


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