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新ストライクゾーンを考える


首都圏野球審判協会


 公認野球規則書と競技者必携(全国軟式野球連盟)では、下限のストライクゾーンに解釈の違いがあり、公認野球規則は打者の膝頭の下部から水平に引いた線とホームプレートの上方空間をボールの1部が通過すればストライクです。

 競技者必携(全国軟式野球連盟)は打者の膝頭の下部から水平に引いた線の上部をボール全部が、ホームプレートの上方空間をボールの1部が通過すればストライクと解釈していました。

 2009年度から公認野球規則書通リに1本化され打者の打撃姿勢は、今年度の公認野球規則書のイラストが参照されます。

 審判員は今までよりボール1個分下げたボール(球)をストライクと判定することになりますが、なかなかそう簡単にストライクとボールを判定するのが難しいのです。

 すでに数試合判定していますが、なんとなく投手有利に判定しているようで・・守備側からは「今のは審判員がおまけでストライクにしてくれた」と言われます。

 また、攻撃側からは「今のは低いよ・・えー、本当?」と野次が聞こえて来るようなそんなプレッシャーを感じながら判定している昨今です。

 上限のストライクゾーンが変わった時期を思い起こしてください。下限もしばらくは審判員によって判定に多少違う事があると思います。

 正直言って、水平ラインは水糸1本、その上部か、下部か、などと簡単に判定できれば苦労はしません。

 選手諸君に「えー、本当?」と野次られないように「トレーニング」に励みます。


【新トライクゾーン参考資料

●日本高野連 新ストライクゾーン説明会
●新ストライクゾーン
●新ストライクゾーンで説明会 選抜高校野球から適用



(2009年3月15日)


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