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一人審判の失敗例


Y・H審判員


●ケース1
 1死走者なし、打者が3塁打を打ちました。私は3塁ベース近くまで行きタッチプレイに備えました。しかし、幸いに3塁に送球されましたが、タッチプレイはありませんでした。

 そこでおもむろに本塁に戻りました。このとき3塁走者となった打者走者がベースを離れ、これを見た3塁手が走者にタッチしたのです。しかし、私は本塁に向かっていたのでこの事実を確認できず判定できませんでしたが、守備側の選手、攻撃側の選手全てこの事実をみていました。

 知らないのは後ろ向きとなった私だけです。結果としてその場の雰囲気で走者をアウトとし守備側、攻撃側両方に平謝りし納得してもらいました。大変恥ずかしいことでありました。



●ケース2
 2死走者2塁です、打者が打った打球はショート前に転がりました。遊撃手は打球を処理しようとしましたが、その前を走者が走りクロスしましたが、その瞬間、走者が遊撃手の捕球を防ぐ為遊撃手の前で一瞬止まったのです。これにより遊撃手はボールを取れず打者はヒットとなり1塁に到達しました。

 又、2塁走者は3塁を回り本塁に生還しました。守備側チームに、この場合遊撃手と走者はふれていないので成り行きと回答しましたが、あとでプレーを振り返って見て、当然遊撃手と走者の接触はなくても走者は明らかに遊撃手の守備の妨害を目的で行った行為なので守備妨害を取るべきでした。

 今回は守備側チームも納得(納得していないかも?)してもらいましたが、反省しなければなりません。



●『思い込み、予測でプレーを判定した球審のミスジャッジ』

A・H審判員

 1死、走者2塁。次打者がレフト前ヒット、走者はスタート良く3塁を回って本塁へ、中継からの送球は間違いなく本塁クロスプレーです。

 タッグアウトになるだろうと思われる好返球、球審は「アウト」と予測しました。しかし、タッグは送りタッグで走者は1瞬早く本塁セーフ。

 でも球審はアウトを宣告、走者は当然「ノータッグです」と異議を・・
 「たら」、「れば」で済まされないミスジャッジです

 ストライク、ボウル。アウト、セーフ。フェアー、ファールの判定は絶対変更できないのに。プレーを、「思い込み」 予測した」ために「ミスジャッジ」をしてしまいました。

 アウトは捕球を確認し、セーフは瞬時にコールすること、と指導されてきたのに「深く反省」しています。



(2009年7月1日)


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