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メジャーリーグ観戦と
アンパイアースキル研鑽の旅−Play ball
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#47 Ump.

 今回の旅は2009年以来三年ぶりのアメリカ。

 友人と二人でテキサス州ダラスからミネアポリス、シカゴ、ニューヨーク、ボストンそしてマイアミの六都市を巡り、12試合を連戦で観るというもの。そう12連戦・・・、厳しい旅だ。
 (ニューヨークで友人の一人が我われに合流。彼はニューヨーク、ボストンと行動を共にするが、マイアミには行かずフィラデルフィアへ行くという)

 旅行期間は6月12日から25日までの12泊14日で、ツアーの主な目的は
Interleague(AL・NL交流戦)の観戦
 ダルビッシュ投手を本拠地Rangers Ballpark in Arlingtonで観る(登板ローテーションを予想)
 新球場探訪(ミネアポリスのTarget Field及びマイアミのMarlins Park)
 シカゴのWrigley Fieldで伝統チーム同士のカブス対レッドソックス戦を観る
 アンパイアー・クルーのスキル研鑽など等(もちろん観光や食べ物の楽しみもありますよ・・・)

 特に、レンジャースのホームRangers Ballpark in Arlingtonは実に13年ぶり二度目の訪問となる。
 この地は筆者が1999年に初めてメジャーを生で観たボールパークで、思い出深いものがある。


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Ballpark in Arlington 1999年当時はセンター後方から緑の絨毯(天然芝)の向こうに本塁方向が見渡せたものだが・・・。

 その試合は確かヤンキース戦だった。当時、レンジャースには強肩強打のIvan Rodriguez捕手が在籍。
 座ったまま一塁へ矢のような送球をしたのを観て、度肝を抜かれたのを今でも鮮明に覚えている。

 Pudge(ロドリゲスの愛称)はこの年、1999年のアメリカン・リーグのMVPに選ばれた。

 

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Ivan Rodriguez 1999年27歳の若さでALのMVPに輝く。 打率.332、35本塁打、113打点、出塁率.556、長打率.558

 ミネアポリスには昨年新球場Target Fieldがオープンした。あの西岡剛選手がヤンキース戦で二塁にピヴォットに入った際、ヤンキースのマーク・タシャエラ選手にスパイクされ負傷DLした球場だ。


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2011年4月8日、ヤンキースの一塁走者Mark・TeixieraスパイクされDLした西岡剛選手

 以前のホーム球場、メトロドームは東京ドームの原型になった球場といえばお解かり戴けるだろう。


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東京ドームのモデルとなったMetro Dome。今はNFLミネソタ・バイキングスの本拠地となっている。ミネアポリスの4月は寒いと聞くが、6月はどうだろうか・・・?

 シカゴは1999年以来4回目の訪問。今回の目的の一つであるインター・リーグのカブス対レッドソックス戦を観る。

 シカゴは楽しさ満杯の大都市。シーアズ・タワーの上からシカゴ市内を展望してみたいと思うし、ミシガン・ナイトクルーズで湖上からシカゴの夜景を今回も見てみたいとも思う。


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ジョンハンコックビルの展望台から見たシアーズ・タワー(二本のアンテナを持した黒いビル。

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Home of CubsのWrigley Fieldの正面。

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地下鉄レッド・ラインのAddison駅から観たWrigley Field。この両側にスーベニー・ショップが立ち並び賑わいをみせる

 ニューヨークではマンハッタン一周クルーズとエンパイアー・ステートビルディングからニューヨークの夜景を見てみたいし、スケジュールが合えばスタテン島のマイナー・リーグも観てみたいと思っている。

 ニューヨークは他の都市に増して楽しさ満載。もしかしたら時間が足りないかもしれないナ。
(アメリカに行くときは必ずニューヨークに寄るスケジュールを立てている)


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昨年開場したメッツの本拠地Citi Field。昔のエベッツ・フィールドを醸し出す。

 ボストンのFenway Parkは今年開場100周年を迎えた。
1912年に開場し、現存する球場では一番古い球場(同じ年にデトロイトのタイガー・スタジアムも開場したが今はもうない)松坂投手を観れたら良いなァ~。もし観れたら2007年のルーキー・イヤー以来のこと。楽しみだ。
 100周年グッズがあれば記念に買おうと思う。


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フェンウェイ・パーク100周年。

 マイアミの市街地から程近くに今年開場したMiami Marlinsの新ホーム球場Marlins Parkは今回の目的の主なもの。

 前回訪れた2009年にはマイアミのダウンタウンへは行けず終いだったので、今回は是非マイアミ・ビーチと共に行ってみたい所の一つだ。 

 今年のマーリンズは注目の22歳ジィアンカーロ・スタントン選手、ハンリー・ラミレス選手など若手選手が台頭。 監督はベネズエラ人のファイター、Ozzie Guillen。

 彼の年俸は4年契約で8億円強。シカゴ・ホワイトソックス時代にスモール・ベースボールでワールドシリーズを制覇(その中心選手が現千ロッテ。マーリンズの井口資仁選手。 シカゴで観た時の、彼の右方向への打撃は素晴らしかった)


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近代的なMarlins Parkの外観。

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Marlins Parkの内部。オーナーのJeffrey・Roria氏の心意気が伝わってくる。マイアミは雨が多いせいか開閉式のドーム球場だ

 さぁ~、こんな6都市を巡ってメジャーリーグ・ベースボール観戦とアンパイアー・スキル研鑽の旅に出よう・・・。

 どのアンパイアー・クルーに会えるだろうか・・・。 どんな発見があるだろうか・・・?

 それ以外に、もちろん食べ物も楽しみ・・・、いろいろな人々との出会いや交流も楽しみだ。

 3年ぶりのイングリッシュ会話。通じるかなァ・・・? 何とかなるだろう・・・・。

 Have more fun!!


(2012/7/15)


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