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老体に鞭を打ち ジム・エヴァンス審判クリニックに参加


N・O審判員


 UDCが東京で行われる年1回の講習会です。今回は2月22日(土)、23日(日) 9時〜16時までスタジアムプレイス青山と神宮室内練習場で行われました。


   


 毎回基本の復習とメジャーリーグで起こったトラブルなどが紹介され、どう連係すれば審判員として良かったのかなどを基本から指導が始まります。一番気を付けなければいけないことはサプライズ(瞬間の驚き)である。と言われます。

 サプライズとは選手が普通のプレーと違う動きがある場合、審判はそれにどう対応するかです。それをいろいろな角度から繰り返し説明されます。実際に参加して見てないと文章では表現できないこともあります。

 大げさに言いますと審判の仕事は「サプライズ」にどう冷静に正しく対応できるがおおきな課題です。プロ・アマ問わず審判員の能力が試されます。

 2年ぶりに来日したジム・エヴァンス氏が説明し、UDCインストラクターが実際にプレーで実現し、受講者にも同じプレーに参加させて実技指導をしてくれます。

 なぜそうなるのか(瞬間の驚き)、審判員としての動き方に問題があることに注目です。積極的に指導を受けようと先陣を切って参加する受講生は若手、中堅 あるいは審判術指導を目指している方が多いように見えました。また、見学しているだけでも勉強になりました。

 座学では正しい規則を丁寧に説明し、理解させてくれました。また、必ずインストラクターが受講生に質問してきます、正解ならば拍手です。間違っていれば正しい規則説明で受講生が納得するまで細部にわたって動き方と連係を指導していただけました。

 日本の野球は主に審判員は4人制が普通ですが、2人制で学ぶことは3人制、4人制の基本動作になることも指導されています。

 アメリカのシングルA現役の審判員(元首都圏野球審判協会会員)が積極的に(ハッスルして)指導及び規則説明も合わせてしていただけました。

 受講することで審判員として 全ての判定が監督、選手、観衆に信用され「またお願いします」と言われるような審判員になれるよう努力したいと思いました。


本文とは関係ありません


 ちなみに今年のジム・エヴァンス講習会は10年前から9回の参加です。
シーズンオフにはUDCの講習会やイブニングセミナーがあります。スキルアップを目指して参加してみてはいかがでしょうか。やはり「本物」に触れることに大きな意義があると思います。

 私などは何回参加しても審判は上手くなれません。まあ。それだけ審判も奥が深いと思っています。

 今シーズも老体に鞭を打ち頑張ります。


(2014年3月1日)



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