作・臼井 淳一

  [18] パソコン教室の先生?
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 最近60歳以上のある団体で「パソコン教室」の先生の真似事を行なってきました。生徒は8名で、全員パソコンに触ったことがない方ばかりです。

 わたしは、教えることに全く自信はありませんでしたが、いろいろに人に相談して準備をいたしました。

 大変うれしいことに「メル友」の方が「資料」を送ってくださいました。もちろん女性です。この方の資料がとても素晴らしいのです。
 少しながくなりますが、概要を紹介します。



 インターネットってなんでしょう。
 情報網のことです。マイクロソフト社のビル・ゲイツは、情報ハイウェイ・・・世界中のひとり一人をつなぐ網の目のように張り巡らされた情報の高速道路のようなものです。情報ってなんでしょうね。

 旅行にいきたい時に必要な情報は、旅行雑誌、観光やさん、みどりの窓口などから情報を得ます。お買得品の情報は、チラシやテレビのコマーシャルなどで知ることができます。事故や事件に関する情報は、テレビやラジオのニュースなどで入手します。私達の生活、社会、経済はそういったたくさんの情報を得ることによって成り立っていますね。

 もしも、それらの情報が、あなたの目の前のコンピュータにあらわれるとしたら、もしも、あなたの持っている情報を世界中のコンピュータの画面に送ることができたら、家にいながらにしてコンピュータで買い物ができ、料理の本を買わなくてもコンピュータで作り方がわかり、旅行の切符も、旅館の予約もコンピュータでできます。それがインターネットの世界です。

 また、自分の持っている情報を世界中の人に伝えたい時、ホームページを作り、みんなに知らせることができます。孫の自慢話しでもいいでしょう。写真も公開できます。近所の桜の名所を公開するのもいいでしょう。

 さらに、インターネットでは、世界中の人とコミュニケーションをはかることができます。e-mail、電子手紙ともいいましょうか・・・。パソコンのキーボードで打った文章がそのまま瞬時に相手に届くだけではなく、写真、大切な書類は添付書類として送ることができるのです。

 阪神大震災を覚えていますか? あの時、電話回線が不通でも、私達はインターネットで情報を交換しあうことができました。

 インターネットは、情報を乗せた高速道路。ドライブしませんか、ハイウェイを。インターネットの世界を少しだけ体験してみませんか?まずは、e-mailの交換などをして、同じ趣味をもったひとや、同じ悩みを持った人とお友達になってください。自分はひとりじゃないんだってこと、きっと実感できるでしょう。



 とてもすてきな内容です。この資料を元にしてお話させていただきました。生徒の皆様はインターネットにとても興味を示されました。

 次回は「インターネットは若者のためではなく、高齢者が一番必要としている」という内容でお話をしようと考えております。

(2003年10月15日)

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