(7)ガックリ来る暇がありません
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 先日友人からこんな電話がありました。
「今、北海道の知床に釣りにきている。釣れたら送るから」
「なにを釣るの。ニシン、それとも秋刀魚」
「なにを言ってんのよ。サケに決まっているベー」

 それから2、3日にして1メートル近い生サケが送られてきました。おかげさまで新鮮なサケをいろいろな料理をして美味しくいただきました。

 1メートル近いサケを解体する作業は、これまた難題なのです。わたしはこの手の仕事は苦手ですので、すべて女房殿にお任せいたしました。

 ついでに恥を忍んで申し上げますと、わたしは「力仕事」「大工仕事」「細工仕事」、それに字が下手で漢字が書けないので「自筆仕事」が苦手なのです。もちろん料理は全く出来ません。簡単に言いますと「男としては屑」みたいな人間です。

 結婚して30数年女房殿には大変、大変お世話になっています。

 まぁ、わたしの得意なのは対外的な「外面(そとづら)仕事」だけです。パソコンを覚えてから「自筆仕事」も得意となりました。

 そうそうサケの料理の方法でしたね。これも友人からメールをいただきました。
 http://www.jin.ne.jp/f-ginza/sentei.htm

 一週間サケを食べ続けましたが全く飽きませんでした。野生の熊がサケを美味しそうに食べるのが実感として分かりました。

 友人からサケを釣った時の写真が送られてきました。返事を送りました。
 =まるで熊がサケを抱きかかえているようですね。知床の熊の猟域を侵さないでください。次回はマグロを釣って来てください。間違っても1本そのまま送らないで解体して送ってください。お待ちしています。=

 わたしの友人には「釣りバカ」が2人います。今回もこの2人が「釣るんで」知床に行ったそうです。おそらく映画「釣りバカ日誌」のような珍道中だったと思います。

 これを書いている最中に友人のMさんから、大物を釣り上げたハガキが届きました。

《ご無沙汰しております。再婚しました。名前は小百合です。27歳ではなく47歳。山形美人です。頑張ります。よろしくお願いします》。と、お2人の写真付きハガキです。

 なにを頑張るのか知りませんが? 彼の初婚の時にこんな漫才をやったことを思い出しました。

「なぜ、社長というあだ名がついたか知っている」
「お金がありそうだから?」
「酔っぱらって山手線の中を《エー車長でございます。エー車長でございます。乗車券を拝見します》、と新宿から新宿まで回ったのさ」
「それであだ名が車・長」

 再婚おめでとうございます。すてきなお名前の奥様ですね。今度は酔っぱらって脱線などしないで、しっかりと逃げられないように頑張ってください。

 あぁ、それからガックリ来て元気がなくなりましたら、このホームページでも見てください。必ず元気が出て「頑張れる」ことでしょう。小百合さんによろしく申してください。

 サケを送ってくれた友人、再婚のハガキをくれた友人。皆さんいい奴ばかりです。12月には彼らと「飲み会」をやらなければいけません。

 これを書き終えましたら、今度は、野球・サタデーリーグの副会長から「役員会を今晩やるから来てください」、という電話が入りました。

 老体にムチを打って出かけようではありませんか。若い人とたまには飲むのも悪くありません。こんなことを書きますとあっちこっちから声がかかって身動きできなくなりますので「クワバラ、くわばら」と唱えましょう。

 10月はどこにも行かなかったので、11月には女房殿を連れて「2人旅」しようかと密かに考えています。

 男としては屑なので「屑ほろぼし」をたまにやらないといけません。


(2006年11月1日)


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