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[11]書くのも辛いよ

「おかあさん。ぼくの三輪車はどこにいったの?」
「おかあさん。わたしの三輪車はどこにいったの?」

 孫が三輪車で遊んで、そのまま昼寝をしてしまいました。翌朝になっても三輪車はそのままです。わたしは思わずカメラに撮ってしまいました。

 皆様の三輪車のその後はどう……


 ここまで書いてキーポートが進みません。どうしてもつづきが浮かんでこないのです。それは風邪で2年振りに寝込んでいるからです。今も頭がボーとしています。

 風邪の原因は家族に移されました。安静にしていればいいのに、大阪まで「ジムエバンズ・野球審判講習会」に参加したからです。

 実は、この講習会もわたしにとっては、3月からはじまる「草野球・開幕」に向けて、どうしても外せないのです。この講習会に参加をしませんと「武者震い」が湧いてこないのです。

 年に一回の関西方面の審判員との交流も楽しみなのです。関西の人たちの言葉はとても「温かい」というか「とげがない」というか、わたしは会話をしていてとても楽しいのです。

 また、この連載は、月に2回3年間書き続けています。どうしても止めることができないのです。なんでもいいから書くしかないのです。

 それにいたしましても「書く」ということはこんなに「辛い」と感じたことはありません。

 仕方がありませんので国語辞典で「書」を調べて見ました。なんと250件もありました。その一部を紹介して今回はご勘弁願います。

【書(き)上げ】【書(き)味】【書(き)誤り】【書(き)下ろし】【書き及ぶ】【書(き)替え/書(き)換え】【書(き)崩す】【書(き)下し】【書(き)加える】【書(き)下す】【書(き)言葉】【書(き)崩す】【書(き)癖】【書(き)込み】【書(き)癖】【書(き)込み】【書(き)順】【書(き)捨て】【書(き)損なう】【書(き)散らす】【書(き)飛ばす】【書(き)流す】【書(き)慣れる】【書(き)残す】【書き紛らはす】【書(き)間違える】

 あぁ。見ただけで頭がいたくなって来ました。今回はこれで「書いた」ということにしてください。

「売れっ子作家にならなくてよかった。よかった」、実感。


(2005年3月1日)


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