思うがまま…II

臼井淳一
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(28)死ぬために生きる「再稼動反対」

 オギャーと生まれてからの1年の永いこと、永いこと。なにしろ記憶にないほど永かったです。

 2才後半の記憶は薄ぼんやりあります。この辺から1年は段々と短くなりました。

 最近の1年は記憶力の衰えで、オギャーと生まれて時に似てまいりました。永いのか、短いのか分らなくなりました。こうして人間の一生は終わっていくのでしょうか。

 ところがどっこい。これからが勝負です。人間は死ぬまで「闘争力」を持ちつづけないといけません。理想的なのは「闘争力」を維持したまま死ぬことです。

 というわけで7月13日の金曜日に国会に行ってきました。もちろん原発再稼動反対集会の参加です。

 参加者層はゼロ歳児からお年はよりまで、浴衣を着た女性、はでな衣装の芸能関係者、勤め帰りのサラリーマン、ラフな服装の恋人同士、乳母車の若いお母さん、街の中を歩いている人がそのまま抗議行動に参加しているのです。

 わたしは少し早めに行きましたが、交通規制が激しく、目的の国会議事堂前にたどり着くまで大きく迂回させられました。歩道も3分の2の幅に規制されている状態です。

 毎週の金曜日の「再稼動反対」の集会に、野田首相はピリピリしていることが分りました。この集会はデモをするのではなく、ただ集まり「再稼動反対」と叫んだりするだけです。よく見ていると国会議事堂に向けて「再稼動反対」と叫びすぐ帰る人も多くいます。

 このような自由な集会だから毎週のように10万を超える人が集まるのだと思います。

 今回は明るいうちに写真を撮って来ましたので見てください。それと野次馬でも良いですから金曜日の夜に国会議事堂前に行ってみてください。

「俺、34歳までこんなところにきたことがない、再稼動にはがまんできない。俺の人生で記念すべき日だ」こんな声が後ろから聞こえてきました。


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(2012年7月15日)



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