作 臼井 淳一


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 (2)あぁ…定年7カ月前

 先日、いつもの飲み屋でお酒を飲みながら「定年8か月前をHPに載せたら、ハローワークから電話がガンガンくるのよ」と私。
 お店のトシ子さんが「なんて電話か来るの?」と質問してきました。
 「ハロー。ハロー。ミスターUsui。カムバック!カンバック!」。

 60歳台は、まだ味覚、嗅覚、聴覚、足腰がそれほど衰えていません。この年代をいかに過ごすかによって「70歳台」が決定されてしまいます。

 私は、60歳台は「第2の青春ではなく、その前の早春期」だと思います。
 胸がワクワクするほどやりたいことがあります。

 一度でいいから、フーテンの寅さんの「たんか売」をどこかでやりたいと思っています。ですが、かなりの訓練が必要だと思います。

「代々木、新宿、千駄ヶ谷。わたしゃ町田で待ちぼうけ。そこのねえちゃンかわいいよ。となりのねえちゃん、あと10年たったら美人になるよ」。

 もうひとつは「行商」です。夏は涼しい北海道、冬は温かい九州。
 農家の縁側で、80歳ぐらいのお年寄りを相手にお茶をご馳走になりながら「人生とはなんだったのか」を語り合い、すてきな会話をしたいですね。

 何を「買って」いただくかは、まだ決めていません。が、多分わたしの「作文集」でしょう。一冊5千円(詐欺ですよね。いや。5万円でも安い。ありがとうございます)。

 あぁ。最後に「恋」をしたいと思います。
 旅の旅館で、美人の女将から「お客さん。昔は、なにをやっていたのですか」。
 私はこう言いますね「東京のインターネットですよー」。
 「あーら。高速道路で働いていたのですか。ごくろうさまー」。
 シュン。です。

2002年5月3日



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