作 臼井 淳一


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 (9)ピンピラ菌がありました

 8月の中旬に胃の検査(胃カメラ)を10数年ぶりに行ないました。2回ほど「ウェー」ときただけで10分ぐらいで終りました。なによりも「モニター」で自分の胃の中が見られることにビックリいたしました。
 先生は「ビランがあるので組織をとるよ」といいまして、2回ほど「摘み上げ」ました。そのたびにモニターに胃の中の「出血」が見られるのです。わたしは痛くもなんともありません。

 亡き知人は内視鏡検査で、医師から「これは立派なガンだ」だといわれたそうです。わたしも内心どきどきして「先生!悪い病気はありますか」と思わず聞いてしまいました。
 「まぁ。組織検査をして結果がわかるよ」といわれまして、複雑な気持ちになりました。結果が分かるまでの2週間はいろいろと考えてしまいました。そして最後の結論は「まぁ。60歳まで生きるからいいか」なんてわけのわからない結論に達してしまいました。
 
 検査の結果は「陽性」とでました。簡単に説明しますと、ピロリ菌が胃の中にありました。この菌は潰瘍やガンの下地をつくるそうです。
 「今、すぐ入院して手術」という最悪の事態を考えていましたので、「ホット」として。「よーし。65歳まで生きるぞ!」と強気になり、「先生、ピンピラ菌を殺してください」と。「ピロリ菌だ!!」。
 
 というわけでありまして、薬を毎日「山」のように飲んでおります。このピンピラ菌は40歳台〜70歳台の80%の人が感染しているそうです。(ピンピラ菌は舌がもつれずにいえます?)
  
 働き盛りの40歳台、50歳台の皆さん。健康診断はやっておりますか?。わたしの知人は「ちくしょう!60歳まで生きたかった」といって57歳で亡くなりました。
  
 さて、次は「大腸がんの検査」に挑戦します。
 あぁ。そろそろ持病の「尿道結石」がはじまる周期・時期です。ひごろ女房の「いいつけ」を守らない天罰だと思いまして「激痛」に耐えるしかありません。

(2002年9月15日)



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