(23)石持ちでガックリこない
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 息子が腎臓結石で入院しました。1センチ以上の結石は「衝撃波による破砕手術」で取り除くそうです。なんと驚いたことに「衝撃波による破砕手術」の予約が1カ月先まで埋まっていてすぐにはできないということです。

 知人の「結石体験者」が言うのには、「結石は女性の出産と同じくらいの痛さで、それも圧倒的に男性に多く、神様が平等に痛さを分け与えたのではないか」。
 なんとなく納得です。わたしも初めての尿管結石の時には、あまりの痛さに死ぬかと思いました。

 結石の痛さは19才で体験をしました。お読みください。
 http://www.mbua.net/usui/teinen/teinen_06.html

 結石の原因は「脂肪食品のとり過ぎ」とかいろいろ言われていますが、やはりこれも最大の原因はストレスではないかと思われます。

 その証拠に以前は2年周期で痛くなりましたが、定年4年も過ぎても「尿管結石」の兆候が現われません。もちろんこの作文を書きながらも麦茶などを飲んで水分を多く取るようにしています。

 息子の場合は結石が腎臓で1センチになるまで「成長」してしまい、尿道に石が下りることができなくなりました。
 中には5センチ〜10センチの結石を持っている人もいるらしいです。

 この病気は不思議なことに体の中に石がいくつあろうとも、石が動かない限り痛みを感じないのです。10個も石があるのに気づかない人もいるそうです。他の手術をしてついでに石を取ったという話も聞きました。

「衝撃波による破砕手術」も最近では保険が適用されます。病院によりこの手術装置を持っていないところがありますので確認が必要です。

 それにいたしましても「破砕手術」に1カ月も待つのは辛いです。痛みがまたいつ襲ってくるか分りません。この「破砕手術」は人によっては全く痛みもなく、その日の内に退院できるそうです。


 石をパソコンで「変換」しましたら「医師」になってしまいました。最近、医師不足が深刻な社会問題になっています。

 最大の原因は、政府が医学部定員の削減を決定して、医者の数を抑えてきたことです。理由は「医師が増えれば医療費が膨張」するということです。

 医療費を抑えるために医師不足をつくったなんてひどい話です。おかげで、どこの病院の勤務医も不足して、多忙勤務を強いられています。

 こんな状態で難しい手術を受けるのも「不安」を感じます。
 まぁ、地獄の沙汰も金次第で、お金持ちは安心して良い医療が受けられるということです。

 そのうち「国会議員・専門優良病院」が堂々とできるかもしれません。もちろん医師団も多忙でなく、一人の患者先生に3人医師が付いたりします。

 そうそう折角、国会の会期を延長したのですから「年金受給者・超優遇病院」をつくっていただくとありがたいのです。いかがなものでしょうか。

 これで過去に与党といわれた政党も含めてやってこられた「消えた年金の不正・腐敗問題」も国民の眼からそらすことができるのではないでしょうか。

 腎臓結石の石から「医師不足問題」になり、さらに「消えた年金問題」では明確な「意思」のない政府与党にまで話は進みました。

 参議院選挙は1カ月後になりましたが、わたし達は意志の強い心で、「消えた年金問題」「医師不足問題」にどの政党がどう対応するのかしっかり見定めようではありませんか。

 それでは石が貯まらないで、お金が貯まるように麦茶をがんがん飲みましょう。
 あぁ、トイレが我慢できなくなりました。ちょっと失礼。


(2007年7月1日)


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