思うがまま…

臼井淳一
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(17)8/15・終戦記念日は書かずにはいられない

 この一週間で図書館から借りて読んだ本です。『愛と義と智謀の人・直江兼続』童門冬二著、『直江兼続の愛と義』火坂雅志著、『石田三成』童門冬二著。

 又、近所のTSUTAYAからDVDを借りてきまして昔の映画を週に三本観ています。シニア割引なので1本200円で借りられます。昨日は「北の国から」シリーズ5本を借りてきました。

 この間に「野球審判」をしています。またパソコンでメールのやり取りもしています。この歳になり(66歳)毎日が忙しいですが充実しています。そして楽しいのです。

 今日は8月15日「終戦記念日」です。今から64年前のわたしと同年齢の方たちはどのような日常生活を送っていたのでしょうか。

 お年ですので戦地には行っていないと思います。が、戦局が厳しい中、家族を守るために必死になって働いていた方も多いのではないでしょうか。

 そして終戦を迎えて、これまた厳しい状況の中で、身体に鞭を打ち家族のために働いたと思います。生きておられれば130歳を超えることになりますのでお話を聞くことはできません。

 想像しますには、ご自分の息子を戦地で亡くしたり、外地からの引き上げの時にお孫さんを亡くしたり、悲しい体験を多くしたのではないでしょうか。もちろんご自身も軍隊の体験をしたと思われます。

 いずれにいたしましても「人生」休まる暇もない「一生」を過ごしたのではないでしょうか。このことは女性にも当てはまります。

 終戦の年の1945年3月10日東京大空襲死亡者約10万人。同じく8月6日の広島原爆死亡者約25万人。8月9日の長崎原爆死亡者約8万人(いずれも推定でその後の死亡を加えればもっと多くなると思います)またその他の都市でも空襲で非戦闘員が多く亡くなりました。

 ところでどの国と戦争を始めたのか「知らない世代」が増えているそうです。戦争の相手国はアメリカです。わたしたちはこどものころアメリカ人を「外人」と言っておりました。

 よーく考えますとアメリカそのものが、いろいろな国から来た人で国が成り立っています。大雑把ですがアメリカ人は「外人」で正解なのです。その他の国の人は「外国の人」が正解ではないでしょうか。

 戦国・歴史小説などを読んでおりまして、非戦闘員を多く殺しているのは織田信長です。旧日本軍も中国・朝鮮・東南アジアで非戦闘員を多く殺しています。
 東京ドームの対巨人戦の10回戦分の約40万人以上の非戦闘員を広島・長崎・東京、その他都市で一瞬にして殺したのはアメリカです。

 終戦後、ジープでドカドカと外人がわたしの自宅にやってきました。「ミスター巴。元気か。収容所では良くしてくれました。サンキュー」とお礼に来ました。

 わたしの父は日本鋼管・強制労働の保留収容所で通訳をやっていました。憲兵の眼を盗んで外人に親切にしてやった話を後で聞きました。祖父母たちは「外人にも義理堅い人がいるものだ」と言ったそうです。

 そうなのです人間だれでも「義理堅い」のです。日本の戦国時代の「いくさ・戦」もそうですが、非戦闘員の女・こどもまで殺戮した指導者は天下を取れませんでした。

 世界各国の非戦闘員の女・こどもまで殺戮したアメリカも、最近では政策方向転換しませんとやっていかれなくなりました。そこで誕生しましたのがオバマ大統領です。そして最近オバマ氏は核兵器問題について。

 「核を使用した唯一の保有国としての道義的責任」にふれ、『核のない、平和で安全な世界を米国が追求していくことを明確に宣言する』と核廃絶に取り組む意向を表明しました。

 これに対して日本政府の対応はこんなことでした。
 「アメリカの核の傘の下に入っていないと北朝鮮からいつ核を落とされるか分からない。核の傘こそ日本には大切だ」。 

 オバマ大統領は大局的に核廃絶を表明しているのです。北朝鮮を刺激することしか言えない日本政府の対応は残念としか言いようがありません。
 戦後64年も経っているのに右を見たり、左を見たり、ビクビクしながら横断歩道を渡っているのでしょうか。

 64年前の負け戦から、負け犬になり、自分たちの保身だけを考える体質はとても優れています。日本政府高官は戦国武将の直江兼続の「つめの垢」でも飲んでください。

 さて「北の国」からのつづきを観ながら、純と蛍それに五郎のたくましい・優しい生き方に再度学ぶことにいたします。


(2009年8月15日)




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